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ご朱印帳の技術で生まれたPANORAMA NOTE

去る2024年6月、待望の新作「PANORAMA NOTE」をローンチしました。
開発には半年以上かかり、多くのプロトタイプ制作や入手しやすい価格帯になるように
加工の工夫を続けてきました。

今回のノートは「ご朱印帳製本」でできています。ご朱印帳は11山のものが多いですが、
こちらはノートとしての用途のため24山でできています。

この製本では、まず紙を安定させるところから始まります。
次に丁寧に加工に合わせた特殊なサイズに断裁して、への字に紙を折る加工を行います。

次に貼り合わせる紙の向き・順番・枚数を整えたら、専用の糊を刷毛につけて神業のような技術で
どんどんと貼り合わせてきます。まさに目にも止まらぬ熟練の技。

紙製品は、機械とやはり人の手が入るものが多いのですが、ご朱印帳製本は多くを職人の手でおこなっています。集めた御朱印を広げて眺め流ことができるように、PANORAMA NOTEは記録したことや、スケッチ、あるいはトラベルノートとして1ページにも、複数のページを跨いでも書き込むことができ、そして俯瞰して眺めることができます。本文の紙は和紙ではなく、原稿用紙にも使われる上質な紙を使っているため記述性も高いものになっています。

ぜひ、楽しんでお使いください。

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